HAFを名乗らないという「美学」
8/18のYouTube生配信、皆さんはご覧になりましたでしょうか?
もし観ていない方がいるのでしたら、こんなブログ読んでないで、下のURLから飛んで今すぐにチェックしてください‼️
HiHi Jets【21時から生配信!】MV見てほしい!! - YouTube
前置きは程々にして、本題。
私がファンネームを名乗らないという「美学」について。
先程紹介した生配信にて、HiHi Jetsのファンネーム「HAF」が決定いたしました❗️パンパカパーン🎉ドンドン❗️✨
意味合いとしては
H•••HiHi Jets
A•••accelerate(加速する)
F•••famiglia(家族)
と。なんともHiHiらしい素敵なファンネームです。
ここで皆さんは疑問に思うことでしょうが、
「じゃあお前は何故HAFを名乗らねぇなんぞほざいてやがる!」と。仰る通りです。
別にHAFという名前が嫌だとか、そういうことじゃないんです。
私にはなりたいヲタク像、応援するにおいての自身への理想が存在します。
猪狩くんの人生のテーマのひとつでもある「美学」という言葉を題名に使わせていただきましたが、猪狩くんは「美学」=「なりたい自分であり続けること」と定義しておりました。
私の要素の全てがヲタクなわけではないものの、それも大事な私の一部ですし、なんなら現時点では私の大半を占めている要素ですし、これもれっきとした私のなりたい私なのです。だからこの言葉を引用した。
じゃあお前のその「美学」ってやらはなんだ?と。
それについて、今回は語っていきたいな、と。
①ヲタクは無料の広告塔である
これが1番大きい要素です。
アイドルはファンがいるからこそできる仕事だと、何度も何度も伝えてくれますが、本当のところ、ファンは自分の為にアイドルを応援しているわけで。アイドルの為に、という行為ですらも、結局は自分に色んな形で返ってくるからしているわけです。
だから、大前提として、ヲタク活動というのは、自分自身の為にやるものだと認識しています。
しかし、それでもやっぱり、いつも元気を与えてくれるアイドルにはなにかしら恩返しがしたいというのがファン心理だったりもしますよね。
じゃあ、ヲタクの出来る恩返しってなんだろう?
最近よく見られるのは、グッズの大量買いやYouTubeの再生数を上げることです。
これらの行動はランキングを上げることだったり、購買意欲を示すことで関係各位の皆様に「推しに仕事を」というアピールになってたりもします。
が、私は推しの仕事に対してはそれ相応の対価を払うべきだと思っているので、一人で何枚も写真を買ったり、再生回数に囚われてYouTubeを見たく無いんです。
一度同じグッズを複数集めたことがありましたが、開封したのはたったのひとつだけでした。私は果たしてそのモノに見合った価値を示せていたのでしょうか?周りに流され、過剰な反応を見せること、見合った価値を見出せなくなってしまうこと。私はとても怖いことだと思うようになりました。
勿論、複数買うだけの価値がある、という方なら問題ない行為なんだと思います。それも素敵な愛の形だと思います。でも私はそうじゃなかった。私は、良いと思ったものに、自分が良いと思っただけの付加価値をつけたい。
じゃあそうなると私の中でのヲタクの意義ってなんだろう?ってなったときに、「ヲタクは無料の広告塔」という結論に至りました。
結局のところ、ヲタクにしか出来ないことってこれしか無いんです。いくら売り切れにしてやった、再生回数100万回達成した、などと言ってもそれは本人たちの提供するコンテンツが素晴らしかったから、以外の理由ってないと思います。それが1人1つ、1回じゃなかったとしても、それは曲げてはいけない考えだと思ってます。
でも「認知度」を上げるという点については、我々の力でどうにかできる点でもあると思う。
今や日本で知らない人はいないであろう橋本環奈も、有名になるきっかけは、ファンの撮った一枚の写真でした。
そういう好きになるきっかけ、知るきっかけは、今の時代も変わらずに口コミの力は大きいのでは無いでしょうか?
それを踏まえた上で、ファンじゃ無い友達と会話している場面を想像してください。
ヲ「私HAF(ファンネーム)なんだ!」
と言われては、「ん?なんじゃそりゃ?」ってなりますよね。
ヲ「HiHi Jetsのファンなの!HiHi Jetsが好きで、」などと最初からグループ名を口にすることで、微力ながらもグループ名を知ってもらえるきっかけになる。
会話の中で「HiHi Jets」「HAF」と新しく知る言葉が2つあるより、ひとつだけの方が覚えやすい。初めて見た少クラで、一気に全メンバーのテロップが出ても誰も印象に残らないあの現象に近いものがあると思います。
猪狩くんもHiHi Jetsも、いずれこのHAFという言葉が浸透してくれたら嬉しいのだと思います。
だけど、今はHiHi Jetsという名前がなによりも先行してアイドルというコミュニティだけじゃなく、世間に、日本中に浸透してほしい。それが私の思いです。
②ファンの間口は広くてなんぼ
これは①の話にも繋がるのですが、ファン用語が多ければ多いほど、ファンになりづらい環境を作るものだと思っています。
「最近気になってる」とか「ちょっと好きかも」という人でも「まだヲタクを名乗れないなぁ」みたいな層って一定数いると思うし、SNS×ヲタクという文化が発達したせいで軽率に好きって言いにくい環境にあると思うのです。
例えば、ヲタク同士では名義いくつある?なんて会話がされることなんて珍しく無いわけですが、他のコミュニティで生きている方からすればそもそも名義ってなに?って人もいるだろうし、FC入ってるだけでもめちゃくちゃ強火じゃん!と思われるものだったりすると思うのです。
皆さんも、旅行に行った先で言語が全く分からず、全裸で過ごすのが仕来りだったら、或いは食べ物を手で食べるなんていう習慣があったら、言語や文化にギャップがあるだけで、なんとなく壁を感じますよね?
やっぱりそういう文化や用語で壁を感じるのってコンテンツ毎にも存在するんだと思います。
他にも、その用語を知っているか否かで、マウントが発動する可能性だってあるわけで。
アイドルの幅が広がる一方で、ファンというコミュニティ自体がその間口を狭くしているのが現代のアイドル文化なのだと思っています。
だから私は、私の周りの人にはその壁を感じて欲しく無い、という理由から、なるべく相手に伝わる言葉を選んでいたいと思うのです。
③結局のところ、「ファンの皆さん」と言われたい
まぁ結局「自分のため」という側面もあって、これに終着します。
勿論、自分たちに名前をつけてより愛してくれようとしてくれていることも、特別に思ってくれていることもとてもとても嬉しいです。
ライブ会場で彼らと私たちだけの空間を作り上げる中で、特別な固有名詞があることに胸が熱くなる気持ちもすごくわかる。
でも、それでも、私はファンの方って呼ばれたい。
この気持ちを上手く表現出来る言葉を今は知らないのですが、ずっとずーっと変わらない気持ちでもあります。
いつもいつもブログの着地点が見えないのですが、私の言わんとしていることは伝わったのでしょうか?
これは皆さんにこの考えを強要したいとか、そういうことではなくて、このブログは発信するという側面もありつつ、私はこうである、という自分の記録でもあるので、こういう考えのヲタクもいるのかぁぐらいに思っておいて欲しいです。
勿論、HiHiを加速させる存在でいたいという認識は私も持ち続けていく所存ですので、今後も同志として、一緒にHiHiJetsを応援していきましょ〜‼️