代々木競技場にて。
暦は12月。もう2021年が終わろうとしております。
私の心は既に13月を探しに行ってしまっており、公演終了から2週間が経ってもなお、このブログを書き出せておりませんでした。
ただ、当方の専門は「パフォーマンス分析」
パフォ担を名乗る以上、書かないという選択肢はございません。今回、公演前後がバタついており、メモ無し、レポ無し、ただただ記憶を頼りに4公演分の記憶をごちゃまぜにしてお届けさせていただきます。不確かな点が多々あるかと思いますが、お許し頂けたら幸いです。
正直記憶がない。というか、ラストの同曲の記憶の方が濃いせいでどっちがどっちか分かっていないので、もしかしたら28曲目の方でごちゃまぜにしているかもしれない。
2.Attack it!/嵐
未だに勢力拡大中
止まっているだけなどただ退屈
前進あるのみ!何より愛する 笑顔に紛れた大怪獣
ここで上手下手に別れたさくみずが向かい合って歌う演出、2人の掛け合いを魅せる最前の演出だったと思います。
4.Clap-A-Holics/玉森裕太(Kis-My-Ft2)
響き鳴らせ BANG!BANG!
Together 鳴らせば BANG!BANG!BANG!(ha ha)
ここで猪狩蒼弥、あの伝説の「ディズニーの笑い声」を入れてきやがりました。
・・・まぁcan't explainだからこんな感じ(ha ha ha)
(Lucky man/嵐)
これは贔屓目かもしれんし、先入観がそう見せてるかもなんですけど、猪狩くんのこの笑い方の圧倒的ディズニー感がすんごく好きでした。美女と野獣のガストンとか、アラジンのジャファーとかその辺りのイメージ。
夏の28公演を経て、彼の“ha ha”はレベルアップしていて、嘲笑う感じと言いますか挑発と言いますか、、、とにかく痺れました、、、
ただ21日公演では辞めてしまって居たので円盤化公演には含まれない内容、、、はあ、ぜひ何処かで映像に残していただきたい、、、
6.fence/猪狩蒼弥(HiHi Jets)
4公演全て魅せ方が違ってた。
共通してるところで言えば、これまで歌ってきたfence以上に「歌」より「語りかけ」という認識が強かったと思う。より一人一人に問いかけている感じ。
私が痺れたのは初日昼公演。インスト(って言うのかな?)でセンターステージに寝そべる猪狩蒼弥。あの一瞬が本当に忘れられなくて。
色んな解釈が出来ると思うんだけど、私には「この世界は俺のものだ」と言っているように見えた。全てを手に入れて全てを愛して。富と美学。猪狩くんのテーマを感じた。
Loserは運命に人生託し 言い訳しては捨てる選択肢
ただ、この歌い出しの時にはスっと立ち上がって、また観客を、世界中を煽るかの如く強気に語りかけてくる。寝そべったまま歌うことも出来たろうし、そうやって歌われたらこの解釈も180度変わってきたんだけど、頂点まで上り詰めてもなお戦い続けてwinnerで居続けるような人なんだなって思った。
9.虹/二宮和也(嵐)
井上さんのソロ。
「虹がキレイだよ いやお前の方が」
テレ始めるきみに「ありがとう ありがとう」
いやー、最後ためましたね〜⁉️
こちらも公演ごとに全く歌い方が違った。歌として聞かせにくる日もあれば、セリフとして届けてくれた日もあった。私はセリフとして歌うということにとても新鮮さを感じて、感心してた。
10.終電を超えて/ABC-Z
髙橋ソロ、なんすけど、ラスサビで5人全員が出てきて。
今回のセトリはバチバチに魅せる曲とか一緒に楽しもう!みたいな曲が多くて、唯一猪狩くんのかわちいタイム。
とにかくかわちかった。
※尚、りゅうがりーらじらーを聞いたことにより著しく語彙力が低下しております。ご了承ください。
11.Lucky man/嵐
猪狩くん以外に目を向ける余裕が出来ました。
はしゆとの「KP🥂❗️」が本家にないことをオーラス後に教えてもらい、もっと価値をしっかり感じておけば良かったと思った。今後もずっと続けて欲しい。
No.1 hero of new salvation! I am so Lucky man
ここで花道をズカズカと進んでいくHiHiJets、まじでカッコよかったっす…。5人で天下獲ってやろうな…。
13.T.W.L/関ジャニ∞
いやはや、興奮しすぎて初演で鼻血出した原因なんよ。どの曲も捨てがたい公演だったけれどもし1曲メインディッシュを決めるなら、私はこの曲だったと思った。(シンプルに楽しかっただけだけど)
それでもやっぱ手にしたいものはI?愛?相合…
1番好きなパートだから誰だろ〜って思ってたら自担で死んだ(単なる感想)
これ書く為に歌詞をググッたら最初は「I」なんですね、悠仁…。猪狩担色眼鏡で言ってしまえば、猪狩くんはIも愛もしっかり手にしちゃうタイプの人間だと思うので、表記を知った上で更にしんどくなりました。
1.2.3 好きにやっちゃって
これを歌う猪狩くんの背中がとても鮮明に目に焼き付いております。照明の加減で逆光で、マイクを握りしめ、力を込めて歌う猪狩くんの横顔、とてもとても美しかった。
ちな、こちらも空耳でずっと「好きになっちゃって」だと思っていたので、突然リアコ勢殺しにかかる歌詞書くやん悠仁???と思っていましたが、謎が解けてスッキリしました。やはり、天下のゆず様様です。
そして最後の「T〜W〜L〜🎶」で指でLサイン作る猪狩ちゃん、めためたかわちかった。
14.Make you wonder/HiHi Jets
めきゅわん、ダンスではなくバンクver.でしたね。
I need you love Yes I need you love baby
I need you love 自信に変えて
こちらのパート、バンクセットがあることにより、いつもとは異なるフォーメーション、体勢で踊っていたわけですが、猪狩くんはしゃがんだまま腕でのみ踊っておりました。
私の記憶が正しければ、毎公演しゃがみ方が違かったんじゃないか、と。そういう細かいニュアンスもどうしてもきになってしまいました。考察するほどのことではないですが、自分用メモとして。
17.baby gone/HiHi Jets
振り、変えやがった。めちゃくちゃ良い。
あのステップ、猪狩さんの中で流行ってるのかな。きっと流行ってるんだろうな、って思った。
18.Fight back/HiHi Jets
この曲で、私は少年たちでの深読みが外れていたことに気づきます。
これは憶測ですが、劇中の片手ポケットはこよセリフへの伏線で、手の震えを抑える(隠す)為にポケットに手を突っ込んでいるというキャラクター設定を用意していたのでは無いでしょうか?
前回、役として猪狩くんは右手をポッケに突っ込んでいた、という解釈ブログを書いたのですが、こちらの曲で永遠とポッケに手入れてました。
ポケットに手を入れる、という行為は役作りの一環ではなく、猪狩蒼弥の癖だったのです。なんということでしょう。まだまだ咀嚼が足りませんね。
そしてメリーゴーランド(?)が回る時、毎回猪狩くんはやはり重心低め、治安悪めで乗っかっていて、シルエットだけで猪狩蒼弥だと分かってしまう。
彼が5人で別々のポーズをとる時、絶対と言っていいほどにしゃがむことが多いのです。周りと違うことをしてやろう、注目を集めてやろう、という考えからなのかなって感じ取れて、そのポーズに意味を感じられて、いいなぁって思います。
21.Music for the people/V6
ここで燃え尽きるんじゃないか、と毎回ハラハラしてましたよ、ええ。
他にもダンス曲沢山あるし、バチバチに魅せる曲多いはずなのに、この曲だけ「一瞬」をとても感じた。刹那的だった。ただ本当に記憶が無くて、「凄かった」以外の表現が出来なくて、人は気迫を感じすぎるとその瞬間の記憶が飛ぶんだなぁ、と身をもって感じております。円盤化が決まっておりますゆえ、そちらを見てからじっくり考察させて頂きたいです。
【Jrコーナー】WANNA BEEEE/Kis-My-Ft2
猪狩くん振り付け曲。
あんまり難しいステップとかは出来ないというところで、今のHiHiと同じのを作るということは出来ない訳でして、そんな中でも猪狩節もありつつ、レベルに合わせて、でもちゃんとカッコ良い、という全てを網羅した振り付けで、つくり手としても100点だった。
私の中で自分がいるからこそ、こうやって見せたいとか、そういうふうに作ってきたんだと思っていたから、自分が居ない中で相手の力量含めモノを作れるんだなっていう気づきがあった。才能があってもその使い方が分かっていない人って沢山いると思うんですが、彼は用法、用量共に120点をいつも出してきて言うことなし、あっぱれです。
23.$10/SMAP
代々木でも見れると思ってなかった。私はこれと「Be Cool」の一連の流れを「スーパー帝劇タイム」と呼んでいて、代々木は夏も冬も感じられて良い意味でコスパの良いボリュームのあるコンサートだったなぁって思っています。
この曲の猪狩くんのグルーヴ感は異常で、音を表現させて右に出るものはいないなって思いました。特に21日昼はすこぶる調子が良かったらしく、音を楽しむという表現が正しいのかなぁ、、、。音の魔術師だった。
24.Be COOL/少年隊
前述の通り、スーパー帝劇タイム。
帝劇大好き!ディズニー育ち!な私にとってブラスバンド系のクラシックな音楽は大好物。正面から見ることは出来なかったけれど、後ろ姿のシルエットだけでカッコよかった。
冷たいANYBODY 心を売るMONEY
明日のないHONEY ROMANCEじゃ眠れない
ここのトランペットのような音がなる所に音ハメをしていたんです…。それがもうカッコよくて、ハマりすぎて、猪狩くんから音が出ているんじゃないかって思いました。
25.情熱ジャンボリー/HiHi Jets
21昼、髙橋優斗さんがイントロの「ピッピっピピー“パン!”」で音ハメをしていて、とても驚きました。
髙橋さんって音ハメアイドルでしたっけ?めっちゃ好きでした。
27.FRONT LINE/HiHi Jets
新曲。
私は現場では「見るものが全て」。何よりもダンスを見ることに集中していたので、歌詞は1ミリも覚えておらず、考察できません。
ただ、バチバチに踊るHiHiがかっこよかった事だけ記憶にある。
20夜とか、本当に熱量が凄くて、瞬きをするのが惜しい程でした。こちらもとても刹那的だった。
多分、4公演で1番表情が違ったのがこのラストの「HiHi Jets」だったと思います。
この前に挨拶を挟むことで「HiHi Jets to the moon」が流れることも相まって、感情一体がしんみりとした空気になるんですよ。
初日公演ではそれを裏切ってやろう😏という気持ちが全面に出ていたように感じました。面白いことしてくれんなぁ、という感想。
ただ、ラストの公演。ここでのこの曲はまさに「決意表明」だったのだと。そう思います。これがきっと、HiHiの伝えたかったところ。意表をついたわけじゃなく、5人でこの世界を生きてやるという決意。それを見せるために最後にもこの曲を歌うことにしたのだと、私はそう解釈致しました。
俺たちが伝説になるって言う限り俺たちは一生挑戦者です。
だから死ぬまで俺たちは誰よりも速く、誰よりも自由に、誰よりも派手に、この世界に居続ける!!!!
毎公演、言葉は違えど猪狩くんは気持ちを伝えてくれました。初日に、挑戦者でいるために「美しく」という言葉を使っていて、なんて人なんだ、と感動したのを覚えています。
とても個人的意見ですが、この瞬間、この世界に居続けると叫んだあの一瞬だけ、猪狩蒼弥が孤独に見えました。
それは本当に1人とかじゃなくて、私が分かってあげられないところだからなんだと思います。
どんなに寄り添いたいと思っても、こちとらどんなに覚悟を持ってついて行こうと、彼がステージに立つという為に犠牲にしてきた全てには敵わないのだと。むしろ、知らないで欲しい、と聞こえるくらいだった。
我々には楽しむことしか望んでいない。辛さとか犠牲とかは見せたくない。血まみれで微笑んでいるような、そんな感じ。
ああ、そういう世界で生きていくんだよなぁ。
なんで我々には「生活があってこそ、その上で楽しんで欲しい」「俺らのエンタメはネイルのような娯楽」などと言っておきながら、あなたはエンターテインメントに命を捧げるのでしょうか?
ズルいよ、ズルすぎる…。我々にも生活を疎かにしてエンタメを咀嚼することを許して欲しいし、こうやって深読みしてしまうことも許して欲しい。なんなら、傷を作ってしまったならば我々に助けを求めて欲しいとまで思っているのに。一緒に血まみれになっても良いと思っているのに。はぁ…。
てなわけで、読み終わってみたら全然考察でもなんでもなく単なる感想でしたね。最後とかもう話飛躍しすぎですし。申し訳ない。
きっと皆さんにとっても忘れられない公演になったことでしょう。
行けなかったよ〜という方も、DVDが発売した暁にはこの熱い気持ちを共有出来たら嬉しいなぁと思います。