初めて自担の誕生日公演に入った話

最近までTDCで過ごす夏!サマパラの夏!とか言っていたのに暦は既に10月。Hi美初座長の「少年たち」も先日、無事に千秋楽を迎えました。

 

9月開催ということで、皆さんもご存知の通り、開催期間の中に猪狩くん19歳の誕生日が含まれておりました。ご縁があり、ヲタク人生で初めて自担の誕生日公演という経験をしたのでその感想を猪狩くんの分析、ヲタクとしての感想、この2つを軸に書き記して置こうと思いますを

 

①少年たちのお話

実はJr担7年もやってる割に今年が初めての少年たちだったのです。スノスト関ジュ出演の映画は履修済みでしたが、例年と異なり、1幕2時間と聞いていたのでかなり駆け足かつ内容の変更等もあるんだろうなぁと思っておりました。

純粋に、ジャニーズ舞台なのにハッピーエンドじゃないことに驚きました。記憶が定かでは無いのですが、以前ジャニーさんが「ジャニーズは絶対にハッピーエンドでありたい」的なことを言っていた気がしたので、こんな悲しみの中で「君にこの歌を」って歌われるんだ…と。

今回の目玉とされていたクラッシュビートの演出はとても良かったです。滝沢社長、水の演出好きだよなぁと思いつつも派手さとか新しさとか、ジャニーズらしいなぁと。

新聞の見出しを飾った「桶ダンス」は丁度猪狩くんを見逃しまして、全く記憶がありませんでした。変に身構えていたので意外とあっさり終わったなぁという印象。

 

②02番のイガリ

劇中の猪狩くん演じる囚人イガリについて。

私は完全自担主義、最初から最後まで双眼鏡でロックオンヲタクなので、劇中の猪狩くん以外の記憶がありません。悪しからず。

 

劇中の表情がとても好きで、普段ファンサをする時やメンバーに向けた笑顔はあれほど前に優しいのに、人を煽るような笑顔が私の心に、記憶に、グサグサ刺さりました。

 

そして、1番「こいつすげぇな!」ってなった箇所がありまして、猪狩くん、劇中ずっと片手をポケットに入れていたんです。最初は、治安悪いなぁとしか思っていませんでした。が、その後のセリフを聞いてひとつの仮説が浮かび上がりました。

「親父を刺した手が今も時々震えるんだよ」(ニュアンス)

これは憶測ですが、劇中の片手ポケットはこよセリフへの伏線で、手の震えを抑える(隠す)為にポケットに手を突っ込んでいるというキャラクター設定を用意していたのでは無いでしょうか?まじでこれは確認しようがないのですが、もしここまで考えていたなら、流石としか言いようがありません。

 

③アイドル猪狩蒼弥

役関係なく、猪狩くんの素の部分。アイドルとしての猪狩くんについて。

まず、私の完全主観ヲタク視点で両親に感謝を伝える日であろう誕生日に、お芝居といえど父親に死ねだなんて言わせてしまってごめん、という気持ちがありました。あぁ、こういう残酷さも含めてあなたはこの世界を愛し、そして生きていくんだなぁ、と。

 

SHOWTIMEでは、クラッシュビートの太鼓の叩き方、手首で柔らかく叩くところも、首でリズムをとっているところも猪狩くんだなぁ、と。遠目からでも分かる猪狩蒼弥の癖が本当に愛おしかった。

 

そして、私がこの公演で1番感じた猪狩くんの核の部分は「謙虚さ」だったと感じました。

全演者が猪狩くんのお誕生日ということで、猪狩くんにとって特別な公演にしよう、という意識は開演からビシビシと伝わってきました。セリフを猪狩くんのエピソードを交えたものにしたりとか、桶ダンス前のガチャは猪狩くんだったりとか。観客だって猪狩担が多く、私含めて話の内容以上に誕生日ということに重きを置いて観劇しに来たヲタクも少なくありません。

ただ、当の本人である猪狩くんは至って冷静に役を演じきっていたのです。誕生日だからと言って変に気負いせずにいつも通り演じていたんじゃないかなって思います。勿論良い意味で。

最後の最後、周囲のメンバーからの優しさを汲み、申し訳無さそうに0番に移動しながらも、堂々とポーズを決める姿に猪狩蒼弥が詰まっていたのだと思います。

 

 

 

 

とにかく、誕生日公演っていいなぁ!ってことでした。前述の通り、本人は至って普通だったのですが、周りの盛り上げようとしてくれる感じだったりとか、やっぱり自分の気の持ちようだったりだとか、いつもの倍楽しむことができた気がします。

 

 

 

改めて、猪狩くん19歳おめでとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

(余談)

20日夜公演の猪狩くんのビジュが好きすぎて、ビジュに興味無いヲタクなのですが、初めて自担のビジュでこんなに沸きました。ぜひあの髪型でなにか映像作品を残していただきたいです。これを読んでるそこの猪狩くん!次の少クラは右耳かけでお願いしますよ⁉️(無理)